釈迦堂  (釈尊堂)

野田市 東武野田線野田市駅より徒歩10分

野田市郷土博物館近く
茂木佐公園という名の児童公園がある。
公園の、遊ぶ所の見通しは良いが
奥の鳥居と御堂周辺は、鬱蒼と茂った木々の中。



この暗い写真を撮影したのは明るい薄曇。
フラッシュはつけたが、茂る木々に負ける。名前からして茂木佐公園(止めような)。
茂木佐平治さんの所有地だったが、大正時代に公園にして
一般に開放している。
釈迦堂、という仏教関連なのに、神社の鳥居……

御堂の創建時期 : 大正末期。

創建の由来 : わからない。

……何故か話題の無い御堂。
「釈迦堂は、境内にあるイチョウの大木がすごいのよ」
御堂をスルーして、イチョウの木は秋が見ごろだという話はよく聞く。

「茂木佐平治」というのは茂木家が代々継ぐ名前なので
大正末期に「佐平治」を名乗っていたのは九代目。
熱心な仏教徒だった人らしい。
という理由で、そこにあっても不思議な存在では無い。

……彼が建てたという、明快な資料が不明。郷土史関連に頼ると
佐平治さんは釈迦堂の側に、妙法寮を建設しました」という記載はある。
これも釈迦堂はスルーして、側の寮の由緒を明記している。

釈迦堂の創建由来をはっきりさせると、何かマズイのか(落ちつけ)。


と、資料の量は薄い扱いを受けてるが
御堂の彫り物は濃い

彫刻した人 : 後藤直光

画像が重いので、別ページへ。各画、御覧になられた後はブラウザで戻って下さい。
なお、画像は元の写真がかなり暗いので
力一杯加工修正。

乙姫   浦島太郎   竜虎と爺さん二人   

正面額の右の男

他には十二支の彫り物も。
本堂正面の二本の柱には
右に登り龍、 左に下り龍 がワンセットでついている。

この重い画像を見られた方なら分かるだろうが
豪華な彫り物である。
それが児童公園にある。

☆子供は元気良く遊ぶ。
野球やサッカー。かくれんぼや登り競争とか。

この御堂、ある意味、
とても危険な場所にある


2004年の4月に釈迦堂を見たら
「柵」で囲まれていた。

 

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