清水公園

野田市 東武野田線清水公園駅より徒歩5分


清水公園といえば桜の名所だけでなく、四季折々に花々が咲き
中にあるアスレチックは水上コースもあり、健康的な憩いの広場です。

  そんな所でこの画像。私の視点はこんなもの。

写真に写る注連縄は、二本の木にかけてあり
これをくぐると小高い土盛(?)のような所にでる。

 土盛を登ると、こんな石碑がある。

「参明藤開山」という字が刻まれている。土台には「参」の字が。
ここは浅間神社だというので、「藤」は「富士」なのだろうか。
土盛は富士塚になる。(浅間信仰参照)


浅間神社の浅間信仰は修験道
公園内にある寺は空海関連の慈光山金乗院、これも修験道

座生沼も(今あるのか?いろいろ工事でいじくってるようだが)
蔵王権現にからんだ名でこれも修験道
健康的な憩いの広場が、こうして見ると修験の広場
(修験道とは、大雑把に説明すると山伏。
滝に打たれ、山を駆け、護摩焚きをしたりする)

大して山が無いのに、山伏宗教が何故ごろごろしてるのかというと
それは千葉県全体の謎。

清水公園が健康的な憩いの広場という形を整えたのは
野田市の主家、
茂木家の五代目七郎右衛門という人がやった。

桜の木をばんばん植えて、憩いの場にしたという。
明治27年4月3日 開園。

聚楽講」という公園維持費管理の講を作って
最初は「聚楽園」という名前だったのが、地名の「清水」によって
「清水公園」と呼ばれるようになったという。

それは美しいことをありがとう、と恩の字であるが
違うことを考えてしまった。

吉野山は桜の名所だが、桜の木がガンガン植えられた由来は
修験道の開祖かもしれないとされる「役小角」という人が
「蔵王権現」を吉野山に勧請した。
その蔵王権現を桜の木で彫ったので
その後の修験修行者達が、吉野山に桜の木を神木として植えまくったという。

清水公園近くの岩名古墳の上には「蔵王権現」が奉られていて
側の沼には「座生沼」。(蔵王沼と書かれることもあり)
その地域に桜の木をたくさん植える。
吉野山を野田に作るつもりだったのか?

……考えすぎた。

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