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御武射祭
(おんぶしゃ)
櫻木神社
2002年 2月10日 午後2時より
2017年2月12日見物により、追加修整中
「妖魔退散・無病息災」が目的の、的射ち神事。
「蟇目神事」とも言われる。
この神事の古記録が1996年(平成8)に見つかり
1998年に、およそ150年ぶりに復活したという。
行事場の並び | ||||||
・的射る人・ | ・米俵・ | ・妖魔の柵・ | ・的・ |
・拝殿の中で、参加者の御祓い。
・的射ち場での御祓い。
・四方固めの儀
矢を五本、東・西・南・北・中央の矢として
四方にいる魔物を追い払うために射る。
見物客への縁起モノになる。
現在は安全のため、宮司が四方に向った後、中央に矢を放つ。
・鳴弦の儀。
弓の弦を三度鳴らす。
妖魔を追い祓うために行なう。
・妖魔退散の儀。
←鏑矢。 妖魔→ これでも妖魔。 古絵図より 再現された図柄。 何をデフォルメしたのだろう。 |
先に丸みを帯びた鏑矢で
布に書かれた妖魔に当てる。
それを終えると、妖魔が書かれた布を柵から外して
奥の的と対面。
・天の羽羽矢の儀。
「天の羽羽矢」という2本の矢を的に向って放つ。
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・藁ダマ取りの儀。
笹に、七夕の飾りのごとく下げられた、藁でくるまれた拳大の包みを
太鼓の合図で客が一斉に取りに行く。
・俵越えの儀
俵の中に入ってるのは、米でなく、妖魔が閉じ込められている。
妖魔を俵に封じ込め、さらに人が俵をまたぐことによって
封じ込められた妖魔の完全敗北を認めさせるという。
弓を鳴らし、矢を放って追い払いまくった挙句の、トドメの儀。
この妖魔、相当手強い。
・的くぐりの儀
妖魔の描かれた布をかけていた柵をくぐって、無病息災と厄祓いをする。
福豆を頂いて終了。
中身は甘納豆。節分豆の残りではないはず。