こんぶくろ池
柏市正連寺 東武バス「国立ガンセンター」下車徒歩約8分。
オカルトスポットとして、最近注目されてるが、
伝承話によれば、池の主は「うなぎ」。
池の水は、地元の農民や馬が飲んだりした、飲用可能だった過去がある。
池のうなぎを釣って食べると
「ぽっくり死ぬ」という昔話がある。
賞味される方は、覚悟のうえ(止めないのか)。
池の名前の由来としては
・池の形が小さい袋に似ているというところから
「小袋 → こんぶくろ」になったという、見たまんま由来。
・池に小さい袋が落ちていて、拾おうとしたが何故か拾えないという
「こぶくろ」→「こんぶくろ池」になったという、知恵や道具を使った跡が無い由来。
・農民が、池の側で小袋を木にかけて、水を飲んでいると
「おいてけー」と、池の中から聞こえてきたので
小袋を置いたまま、怖くなって逃げたという、強請り由来。
豊富な水量の湧き水池だったが、昭和の中頃から開発が進み、
柏の葉公園や建造物の増加で、周辺の森が減少。
今は湧き水というより、周辺で雨が降ったら水が集ってくる池に
なりつつあるという。
←春先のこんぶくろ池。 社の説明が見つからないが 形からすると、水神関係? |
←こんぶくろ池から約100M先にある 弁天池。 弁天池からの涌き水は、 こんぶくろ池に向って水路を通して流れる。 (ここも時期によっては、涸れるとか) 小島の上に、弁天さんの社があるが 中身は盗られた、と聞いた。 |
こんぶくろ池の自然環境を保護しようと、活動している団体も有る。
オカルト視点だけでなく、残そうとする自然と、荒そうとするゴミと
周辺の開発という人の活動が、一度に見れるスポット。
(雑木林の中にあるので、一人で行くのは勧められない)