岩名古墳
野田市 東武野田線清水公園駅より徒歩20〜30分。江戸川に近い。
別名、岩名の洞窟とも言われる。円墳。
高さ約1.8メートル、径約20メートル。6世紀後半のものらしい。
墳の中は現在は何も無い空洞である。
「岩名」という地名の由来の「岩穴」であるというが
盛り上がった地名に使われる「鼻」、「岩鼻」から「岩名」という説も。
「昔は何か土器のかけらなんか出たらしいけど
30年ほど前に、穴の中に入って遊んでた時はもう空っぽだったねー」と地元の
人に教えてもらった。
そして古墳の上(?ズレてたか?)に木造の社があった。
「あれは蔵王様(蔵王権現)を奉ってるんだ」と言われて簡単に拝む。
天気が悪くて写真が無い。撮りに再び訪れるには林の中だ。縁があったら撮る。
最近になって岩名古墳の歴史的な話を聞くようになる。
「享保2年(1802) 地元の人がここで大杉の倒れた根元に
大きな穴を発見。中に
人骨や石碑があったので、泉州御嶽を勧請して蔵王権現とした。」
案内してくれた人がバシバシ遊んでたところは、人骨も転がってたんだなぁ……
いや、空っぽだったというから、勧請うんぬんしてるのであれば、寺が何とかしてるだろう。
人骨と土器なら、古墳では出ても不思議はないが、石碑は何かは不明。
この古墳の近くの道を江戸川に向かって進み、江戸側沿いの
道路にぶつかる近く(江戸川自動車そば)に
「八大龍王」の文字塔有り。